2日前、ライジングのために『泥にまみれて』の感想を
書いたのだけど、どうしても納得がいかなかった。
それで、昨日一日ずっと引っかかったまま他の仕事をして、
ぶりを照り焼きにしながら考えて、
野球の日本・韓国戦を見ながら考えて、
いよいよ9回で山﨑康晃がマウンドに上がったときも
「おおおおお、ヤ・ス・ア・キー!」
と思いながら考えて、
洗面所で歯を磨こうとして鏡を見たら、
なんと顔が泥にまみれていた。比喩的にな。
でも一晩寝て、今朝、早朝の雨上がりの路上を自転車で
ぴゅーっと走っていたら、急に視界が広がった。
自分の顔にまとわりついていた混沌としたものが、
つるっと一枚めくれて飛んでいったようだ。
泥にまみれて泥パックだな。
そういうわけで、新しく書きなおしたのをライジングに。
最初に書いたのよりは、自分で納得できる。
ところでまたもや昔の映画だが、
八千草薫をしのんで、
川端康成原作の『美しさと哀しみと』を見た。
すごい。めちゃくちゃ面白かった!
八千草薫と加賀まりこがヤバいほど綺麗だ。
最近、映画館に足を運べなくてDVDとプライムビデオ
ばかりだから、なにか観にいきたいな。
バスキアも、行こうと思っているうちに終わってしまった。
ショック。