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泉美木蘭
2019.11.18 19:02日々の出来事

泥にまみれて書いた

2日前、ライジングのために『泥にまみれて』の感想を
書いたのだけど、どうしても納得がいかなかった。
それで、昨日一日ずっと引っかかったまま他の仕事をして、
ぶりを照り焼きにしながら考えて、
野球の日本・韓国戦を見ながら考えて、
いよいよ9回で山﨑康晃がマウンドに上がったときも
「おおおおお、ヤ・ス・ア・キー!」
と思いながら考えて、
洗面所で歯を磨こうとして鏡を見たら、
なんと顔が泥にまみれていた。比喩的にな。

でも一晩寝て、今朝、早朝の雨上がりの路上を自転車で
ぴゅーっと走っていたら、急に視界が広がった。
自分の顔にまとわりついていた混沌としたものが、
つるっと一枚めくれて飛んでいったようだ。
泥にまみれて泥パックだな。

そういうわけで、新しく書きなおしたのをライジングに。
最初に書いたのよりは、自分で納得できる。

ところでまたもや昔の映画だが、
八千草薫をしのんで、
川端康成原作の『美しさと哀しみと』を見た。
すごい。めちゃくちゃ面白かった!
八千草薫と加賀まりこがヤバいほど綺麗だ。

最近、映画館に足を運べなくてDVDとプライムビデオ
ばかりだから、なにか観にいきたいな。
バスキアも、行こうと思っているうちに終わってしまった。
ショック。

泉美木蘭

昭和52年、三重県生まれ。近畿大学文芸学部卒業後、起業するもたちまち人生袋小路。紆余曲折あって物書きに。小説『会社ごっこ』(太田出版)『オンナ部』(バジリコ)『エム女の手帖』(幻冬舎)『AiLARA「ナジャ」と「アイララ」の半世紀』(Echell-1)等。創作朗読「もくれん座」主宰『ヤマトタケル物語』『あわてんぼ!』『瓶の中の男』等。『小林よしのりライジング』にて社会時評『泉美木蘭のトンデモ見聞録』、幻冬舎Plusにて『オオカミ少女に気をつけろ!~欲望と世論とフェイクニュース』を連載中。東洋経済オンラインでも定期的に記事を執筆している。
TOKYO MX『モーニングCROSS』コメンテーター。
趣味は合気道とサルサ、ラテンDJ。

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